3つのブランド

私共は、すわるとねるの二つの姿勢に特化して、

資材を開発販売するファブレス企業です。 よく触れる素材であること、

また、生活の道具であることから、インテリアと一線を画しています。

 唯一無二

会社のロゴである Sincol マークは、シンコーグループの全国共通のブランドで、インテリア総合メーカーとして、インテリア業界ではトップ企業として知られていますが、私共、名古屋が本社のシンコー株式会社(名古屋市中川区福船町3‐1)はすわるとねるに関する資材に特化した、日本で唯一の椅子とベット資材の専門会社です。 したがいまして、カーテン・ブラインド・壁紙・カーペット・クッションフロアなどの床材・天井材は扱っていない Sincol シンコールブランドのグループでも”インテリアでない方”の会社であるのです。  消費者へ直接販売ではなく、製造業向けの販売B to Bを主体としています。

インテリアと一線を画すのは、生活道具の一部であり、すわるとねるは常に素材に直接触れ、摩擦や引裂き等の強度の厳しい物性条件をクリヤーし、且つ、五感に訴える必要があるからです。 また、設計や施工段階から建築に密接なインテリアと違い、様々な椅子やベットという容に対して椅子製造の最終段階で表面材が決まり、商流そのものが、インテリア総合の中に当てはまらないケースが多々あるのです。 私共は、各種物性試験機を自社に完備し、試作段階から物性試験を繰り返し、確実性を高めて、安心安全な資材をお届けしています。 時に、事情に合った試験方法を開発し、特許も取得しています。 また、試作された資材は、自社工場で縫製され、椅子に張られ、実際の使用に応じて、強度の確認を繰り返しています。 そこにも、大きな違いがあるのです。

姿勢は生活そのものです。 ホームでは、食卓椅子、パーソナルチェア、ソファ、勉強机の椅子や書斎の椅子、エクステリアの椅子、ソファベッドやベッドも。 学校、病院、オフィスでは、ロビーチェア、ミーティングチェア、スタッキングチェア、折りたたみ椅子、回転椅子もあれば、採血ベッドや診察ベッド、お見舞いに来た方の椅子やベッドも。 レストランや休憩所では、おもてなしの椅子から休憩するための椅子、カウンター椅子、ソファ型の椅子、カラオケにあるボックス椅子。 冠婚葬祭やホテルでは、様々な用途に合わせた椅子屋ベッドがあります。 これらの表面材、クッション材、バネ材、足回り、ボンドや螺子などの副資材、すわるとねるに使用する全てを取り扱っております。 数万点にもおよぶ、その殆どは、常備在庫し、一日2回のデリバリーでお届けしています。

最終ユーザーは椅子の表面材の殆どが、上記ブランド品とは誰も知りません。 椅子になったら、椅子ブランドの一部に代わってしまう定め、それが資材開発販売の美学です。 何処に行っても、何処で座っても、私たちが販売している椅子のパーツが使われている誇りがあります。 その誇りが私共の全ての商品とサービスの真ん中に隠されています。

3つのブランド

見た目よりも大切な五感を機能として、開発している資材ですから、お使いになられる人々の豊をサポートしたい、そんな思いで日々営業しています。 サイズも、表情も、すわり心地も、全部求められているものが違うので、それらが直観的で感覚的な機能そのものです。 私どもは、SINCOL(シンコール)というナショナルブランドで数千点の在庫品でそれらに対応するだけでなく、ISLIFE(イズライフ)というプライベートブランドで更に細分化されたニーズに対応し日本全国の椅子の多くに採用されているブランドです。 さらに、Symax(サイマックス)という副資材ブランドも開発提案 お客様独自の要求にこたえた別注対応OEMブランドで、国内のすべての椅子、ソファ、チェアメーカー様に採用をいただいている、すわるでは日本で唯一の専門会社です。

新たに、生活を豊かにするGiardino、車のある生活を豊かにするCarichを2020年に立ち上げ、それぞれのブランドマネージャーが、市場と直接つながる提案をさせていただいております。

喜ばれている

他社を追従させない圧倒的なサポート体制。 資材の企画開発は自社。 物性試験も試験方法の開発も自社。 勿論JIS規格も対応。 テキスタイルやレザーの300万メートルの常備在庫。 ウレタンやバネやビスに至るまで、加工に使う道具まで纏めて配達のワンストップバイ。 どんなお客様に対しても、真摯に対応するマーケティング部門。 お客様の工場の盤石なサポート体制に加え、小ロット多品種を主とする縫製部門。 あらゆる縫製試作や張試作も心配ありません。

縫製工場では、企画開発途上の試作品から量産試作までを、各社様の企画開発担当者様と行っています。 試作途中は、営業が絡まず、互いの企画開発部門通しのやり取りで、超スピードアップ。 特に、試作専門の機能は大変喜ばれています。 お客様が作りたいデザインやモックアップ、使用するための本体をそこに持ち込み、実際に打合せしながら裁断型を起こし、縫製していきます。 幾度も微調整を重ねながら最終決定し、一枚切りの自動裁断機用にCADで作成。 時にヒットして数が増えたり、量産化するときには、同じデータを同社内にある大型の自動裁断機に流すだけ。 子会社である中国の縫製工場が同じ仕組みで動いているので、データを送れば、即、国外でも量産に移れるのも喜ばれています。 打合せも国内で殆どが終わり、小ロットならそのまま日本の工場で作り、大ロットなら中国で作るなど、選択権もお客様にあります。 勿論、素材段階から本社の企画営業がお客様の要望に応じた生地、ニット、レザー、本革や関係するファスナーなどの副資材までも提案し、在庫品から選ぶことも(50cmから10cm刻みで購入可能)あれば、別注でも小ロットで専用に製造手配します。 在庫は、縫製工場から20分の本社倉庫(TLC 玉船ロジスティックセンター)にあり、一日に数回配送していますので、在庫を寝かせる時間が短縮され負担も軽減されます。 

最近ではその便利さに、お客様が自身の試作部門とまで言っていただき、また、すわるとねる以外でも、物性試験器を保有してチェックまでも厳しく行えるので、最先端のロボットに着せる機能性の服やカバーを始め、自動車製造中のポカ避け資材やキズ防止のエプロンやベルトカバー、小ロットで製造のお弁当ケースまで、幅広く小ロット生産しています。 一見にしかずで、企画開発の方々には、常時、縫製工場の見学も承っております。 勿論、秘密主義ですので、企画段階から安心して進めていただけます。 自社で出来ないとあきらめていたことが、資材開発からアウトソーシングのように、お客様ブランドでOEM製造する、そんな便利な会社です。

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