ごあいさつ

あたりまえをしっかりできる会社

愚直に繰り返すことで磨かれる

すわるとねるの姿勢に関連するもの全てが経営のスコープ
椅子張り専業として40数年のち、弊社グループの代表取締役に就任。 早くも13年が過ぎました。 業界ナンバーワンの数千種類、数百万メートルの在庫を抱え、辿り着いた答えは、アイデンティティの改革、『すわるとねるの資材日本一』企業でした。 生活の基本、3つの姿勢、すわる ねる たつ の内、『すわるとねる』に関する資材、加工、技術、在庫、デリバリー、市場への情報提供を経営のスコープ(範囲)に切り替えたのです。 同時に、『豊のデリバリー』の追求を会社の在り方にし、インターナショナルに事業展開、発展。 沢山の海外企業に技術やデザイン提供しながらコラボレーションし、市場へ新しい商品を投入し続けています。

新たなるチャレンジ インナーテリアの普及
此れまでは、数字を徹底的に分析し、科学的な経営判断をしてきましたが、コロナ禍を過ごして一変。 根拠が薄い、非科学的な対応を迫られ続けた日々は、唯々ショック、苦痛の連続でした。 そうして悟ったのが、何事も受入れ、自分の中で消化していく、内観の強さでした。 私は、それをインナーテリアと命名し、自分にも、人にも、又、社会にも、「見出し」や「外観」よりも、『本質』や『内観』を重視した生き方、その体現した安心安全、本質的に良いもの、良い商品で世の中を豊かにしたいと考えるようになりました。
そして、2023年からは、『外観を重視するインテリアでもエクステリアでもない、内観を重視するインナーテリア』を普及するために、グループを再編する計画を進めています。  現在、必要な資源確保に億単位の資金を投資をし、準備が進んでいます。
新たなグループ名は、Wisteria Group   With Terria という語呂でもあり、WはVを重ね、Aは、Vの字の反対を使っています。

グループ再編は、子会社が持つ機能整理や集約よりも、取り扱うブランドの向上を中心としたマネージメント・ベースと考えています。
書ききれない程多くの世界中のトップブランドメーカーや工場にお願いし、弊社のOEM製造を依頼してきましたが。 彼らの強い要望もあり、彼らの商品のデリバリーも請け負っています。

豊のデリバリー
豊のデリバリー実行にあたり、子会社や関連会社が9社に増えました。 デザイン、設計、企画、縫製、加工、ロジスティクスを充実させ、マイコンの研究では、センサーと合わせて快適さを追求し、AIの研究では、商品をAI検索できるようにするなど、業界の数歩先前でサービスも開発し、提供しております。 今では、お客様の要望どおりに作り込む、OEM営業が売り上げの殆どに育っています。 今後は、海外拠点を増やし、皆さまの更なる要望に応えられる資材のプロとして、加工のプロとして、また、OEMが得意な企業として、我々の産業を愛し、そこに関わる皆さまが豊になるようグループの総力を挙げて邁進しています。

顧客満足は、あたり前を裏切らないことから

高い顧客満足を目標にして自己満足するよりも、毎日のあたり前を、それこそ呆れるくらいに繰り返し、繰り返しすることを指導しています。 出来るようで出来ない、そのあたり前は、お客様の声そのものですから、日々、お客様に「どうでしたか」と聞く事が一番です。 担当者だけではなく、その先輩指導員、部門の上司、担当役員、そして私もお客様の所まで行き、直接お話を聞かせてもらう機会をつくっています。

私共の企画開発を具現化していただける職人の方々や協力工場の皆様には、「あれ、良かったよ。 また、一緒に仕事してくださいね。」と、感謝を伝える機会を出来るだけ多く設けて、お客様に喜んで頂いた感動を共有する。 時に、電話や手紙、メールをさせて頂いて、有難うとお伝えする。 こうした、信頼関係を重ねていくことで、お客様のあたり前を裏切らないしっかりした会社にしていきます。

社員へ指導するのは、感謝すること
弊社では、『煩わしいことの殆どは、人の気持ちが始まり。 感情に任せて怒りに達すれば、負の効果が波及し、巡り巡り、自分を追い込むのが摂理。 先ず、感謝すること、あの人はこうしてくれたな、あんなこともしてくれたな、と自分と繋がる全てを許すこと。』と、指導しております。 良き思いは、良い因果に繋がるものです。 それに反する思いは、大切なものを無くしたり、滅んでいく摂理であり、宇宙の中では感知されることすらない小さなことです。 どんな困難にも、どんな相手であっても、許す心で、どんと来い!と感謝している、今日も明るい会社にしています。

安心安全は、盤石な財務体質、スピード感をもって手を打つ経営から
私共は、盤石な経営体質を誇る企業ですが、私を筆頭に皆様と長期にわたる関係が築けることをご理解いただけるよう、お客様にも、仕入先様にも、また銀行様にも、私自身が直接関わりを持つよう日々活動していきます。

代表取締役社長 矢追 和彦

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