Physical Test Labo

日本国内 自社物性試験室

 

国内外に自社試験室を設置。 海外でも、日本向けには安心のJIS規格のスペックで確認しています。 社内の物性試験の精度は高いので、JIS試験場まで出向き、時間をかけて試験する必要がありませんので、日々のデリバリーやクレーム発生時には迅速に確認ができ安心です。

名古屋HQ 物性試験室 (本社内)

JIS1094 摩耗 耐光試験

加水分解テスト

JIS 引張 引裂き ピリング試験

JIS 湿摩擦 乾摩擦 汗摩擦 燃焼試験

その他の国内保有 試験機器類

マーチンデール摩耗試験器

国内外両規格の摩耗試験機を保有していることで、海外規格とJIS規格の差を客観的に判断できます。
正式データとしては、JIS規格の摩耗試験をしていますが、試作品の製造中は、マーチンデールも多様し、海外生産工場と同じ目線でデータ認識および共有をしています。

精製水製造器

自ら塩素やミネラルなどの不純物を取り除き、各種試験に使用しています。

撥水試験器

商品の撥水性能を測るための機器です。

恒温器 剥離試験器 赤外線分光試験器

恒温器は、試験片を24時間恒温器に入れて、試験片を公定水分率にあわせ、試験誤差を無くす装置です。 大型、小型の2台保有しています。
剥離試験器は、張り合わせた布など剥がれるまでの強度を測るものです。 ジャングル試験器と併用しながら、数年後にどうなるかまで観察します。
赤外線分光試験器は、少々のX線も使いますが、物質の分子の割合を出すもので、商品がどんな分子で構成されているか分析するものです。
オールマイティの偽物など他社が市場に出している偽物に対し、この試験器を使えば分子量の違いが出て一目瞭然です。 データが蓄積しており、どこのメーカー製のものまでか推測可能です。

オリジナル試験機類

業界のトップリーダーとして、品質の悪いまがい物排除を上げております。 その一環として、日本人の椅子の使い方に対し、必要な試験方法を独自で開発、特許にして誰でも無料で使えるように解放しています。 其のため、JIS対応した試験機以外でも、オリジナル試験器を独自に開発し保有しています。 同業他社にも割安で試験器の販売をしています。 我々の標準試験器を保有していないで、次亜塩素酸試験や準耐アルコール試験をしているとなると、かなり問題ある会社、商品ということになります。 ご注意ください。
尚、JIS1091燃焼試験器は、2013年度に更新し、JAVIAの正式試験場として登録され、都度更新されております。

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中国 自社物性試験室

例えば、検針。 針やカッター等の金属片が混入しない対策では、検査補修段階でも、検針、裁断開反地に2回目の検針、縫製品で3回目の検針と各工程での検針を行うことで、針が混入する危険性を減らすだけでなく、各工程の管理状態を改善活動につなげていく、総合的な防御がなされています。 中国では、PUや樹脂パーツは、見た目が同じで安いため採用されやすいですが、実際は樹脂そのものが劣化しています。 そこで、弊社では加水分解試験器や耐候試験を施して、経年による樹脂の劣化を促進試験しています。

オリジナル検反機 検針器搭載

超低速から高速回転まで対応し、検針設備を搭載のオリジナル設計。

幅広オリジナル検反機 検針器搭載

280㎝のマットレス生地の検反、およびニットの検反に対応しています。 現在は、更に改良を加え、反物の切り替え時間を短縮しています。

検針室完備

検針室には、入り口と出口の2か所に検針器を設置、数年毎にアップデートしています。
すべての検反設備、延反設備に、オリジナル設計でビルトインした検針器がついており、加工途中に混入することを避けています。

縫製品は、検品されたのち険針器を通してからでないと、梱包ルームへ流れないような、部屋割りをしています。
各ブランドメーカーの必須条件に対しても、柔軟に変更しお応えしております。

マットレス生地検針器

マットレス生地やキルト生地対応の大巾対応オリジナル検針器です。 マットレスメーカーの要望にもお応えしております。
長尺検針器

200㎝を超える巾広織物やニットであっても、行程中の検針作業をしています。

JIS 平面摩耗試験器

中国で日本監修の織物販売の増加に伴い、クレーム発生時に直ぐに問題解決できるように、2018年に導入しました。 マーチンデール摩耗試験器よりも、かなり厳しい摩耗試験器にかなり厳しいオリジナル設定で試験をして実用で問題がないか確認しています。 サンドペーパーで、試験片を回転させながら、上下にたった1点をこする仕様になっています。 シンコーでは、過去の日本ならではのクレームに対応するために、こちらの試験方法を採用しています。 マーチンデールでクリヤーしていても、実際にクレームは発生しますので、日本のブランド椅子メーカーはこの方法を採用しています。 マーチンデール表記をしているのは、海外品を取り次いでいるだけで、資材の専門会社ではありません。 

マーチンデール摩耗試験器

日本では実践に近く、幅広い見地がある平面摩耗試験器による試験をしておりますが、海外の摩耗試験器の要望に対し、設備しております。 椅子張りのような摩耗が激しい用途では、確りしたデータを検証しながら試作、量産試作、試作という流れで、品質を上げていきます。 平面摩耗、マーチンデール、テーバーの3種類の摩耗試験ができるのが大変な強みです。

テーバー摩耗試験器

レザー、テキスタイル、本革の摩耗度合を観察し、設計変更等で品質アップ。
長期の使用による摩耗物性への影響度を測るのに適しており、試験中の時間変化の観察をしています。 レザー、テキスタイル、本革にて行っております。 設計段階では数値比較よりも大切な、日中両方の商品を数多くの試験を経験している見地の視点から、物性面での問題点を洗い出しクレームを防いでおります。

テーバー摩耗

引き裂き試験器

荷重を振り子に掛けて、破れるまでの強度を測定します。 単純ですが、家具用の布、レザーでは重要な試験です。

ピリング試験器

毛玉が出来ないか確認します。 コルクで覆われた木箱の中で、10時間まわり続けます。 コルクは定期的に新しいものに変えられています。

ピリング試験機

スナッキング試験器

引掻き試験です。 椅子張りの工場で、この試験機を保有しているところは余りありません。 機械はともかく、極秘のオリジナルの試験方法で、その商品の欠点を見抜きます。

スナッギング試験機

キセノン耐光試験器

日本ではカーボン耐光試験器を、中国では大量にテストできるキャパのキセノン耐光試験器を導入しています。 レザー、テキスタイル、プラスチック部品、プリント等フル稼働で試験。合格品のみ日本や周辺諸国へ出荷しています。 安心安全が買えるようで買えない中国で、南通シンコーの役割が増しています。

多種光源照射器

見本色と色を特定の光源で確認をします。
試作中は勿論、全ロットがファイル管理されており、全ロットの色の変化までもが観察できるようシステム化されています。 光源は、太陽光から蛍光灯の種類まで選択でき、離れた場所でも色差が確認できます。 この他、別途に暗幕の遮蔽室を設けてあり、お客様指定の蛍光灯にて色のチェックも行っておりますので、御社試験の規定を変更をすることなく、中国で物性試験の結果を確認できます。

色検査

滑脱・剥離強度・引張強度試験器

多機能加重自動計測モデル。
強度数字は自動で記録されプリントアウトされます。 縫製品の裏地などの薄物もチェックしています。 開発段階、サンプリング、ロット毎の試験など、厚物まで稼働が多い試験機でもあります。

引張試験器 滑脱試験器引張試験器

摩耗色落ち試験器

乾摩擦や湿摩擦で、色落ちがないか試験します。 汗の成分を付けて摩擦して色落ちを確認するケースもあります。
染色に問題が多い中国では、全ロットでこの色落ちテストをしています。 又、等級がでるので用途に合わせて使い分けが可能です。

耐摩擦試験

ドライクリーニング試験 洗濯試験器

南通興科装飾布有限公司では社内で、ドライクリーニングと洗濯試験ができます。 高度な洗濯機というべきでしょうか。 洗剤を入れた場合や、石油系クリーニング材いれての試験等、カバーリング素材で活躍しています。

洗濯試験器

ジャングル試験器

フル稼働して、樹脂製品の品質維持活動を支えています。 ボロボロしてきたり、ヌメヌメしてくる合成皮革は、実は家具用ではない、非耐久型の安物です。 手帳、手袋、靴に使われる物で、安いがために中国は安いから、きっと合皮も安いのだと錯覚して、採用してクレーム、リコール問題で懲りた大手販売チェーンさんが多いと思います。弊社は、超耐久合皮で、今のところ弊社以外の商品でこの厳しい試験を完璧にパスした商品を見ていません。如何に解決の難しい化学品であるかということです。

加水分解促進器

椅子張りのジャングル試験の設定は、温度70℃、湿度95%と過酷です。(これ以下の条件で試験しているものが流通していますが、手帳や靴などの雑貨用です。安い=雑貨と判断できますので、ご注意ください。) 15週から20週間テストして、10週間の合格判定をしています。 手袋や靴、衣料品試験方法では、対象の時間しか行いませんが、椅子張りでは、10週間の要求にたいして、15週又は20週の時間経過まで観察した上で、10週間のテスト合格としています。10週間後に著しく低下したら、それはダメだろうという判断です。 (まがい物は、15週ではボロボロになるので、10週で試験を止めてしまいます。)我々椅子張りのナンバーワンが決めた試験合格判定の方法ですので、試験には10週間合格という表示だけですが、他社は、誤魔化した時間やテストの解釈をしていますので比較にならない低いレベルの可能性が高く、ご注意ください。 また、相談いただければ、本物の合成皮革の名誉にかけて協力していきます。

デジタル電子秤

重量管理は有効な品質確認方法として、弊社の矢追が最も重要視をし、こだわっている試験方法です。 テキスタイル部門の新人は、教育の一環として、商品の重量を測り続ける研修がされます。

電子秤

その他 中国試験器類

南通興科装飾布有限公司(南通シンコー)では、小ロット多品種、多業種、異業種の検品作業や補修作業を受けることもあり、その都度、必要な試験器を導入する方針で経営しています。 品質管理に必要な試験があれば、どうぞ申し付けてください。 導入優先で対応しています。

 

 

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