Q24 張替えしたのですが、思っていたより硬く、張替えも安くないので、納得いきません。
Answer: 張替屋さんにとって、張替えが終わった後では大変に困る、また事前に打合せをしていても、言われやすい”声”ではないでしょうか。 張替える直前の椅子は、殆どのケースでウレタンが劣化(へたり)し、中のバネは緩々の状態です。 ウレタンの耐久は良くて5年程度。 バネが外れて落ちているなども多いです。 その過程で、使用者の生活になじむ形や硬さになじんでしまう。 つまり、使用者がそれを良しとする体感的な記憶をしてしまいます。 新品に交換すれば、普通はパンパンになるので硬く感じるでしょうし、高さも元通りになるので、張替前よりも高めに。 この”高め”さ加減が、一層の硬さを感じさせる要素にもなります。 足が前より浮きますからね。 膝下の1cmの差はもの凄い大きいのです。
ましてや感覚の話ですから、人によりけりでもあります。 打合せで硬め、柔らかいめ、普通と書面で残っていても、お金を払った側からすると、ホントの所はどうなのかと思うこともあってしかり。
そういう要らない心配の回避策として、また、品質向上の手助けとして、私どもでは、日本全国の張替屋さんに、耐圧分散測定器を使用しての標準サンプル作りを提案しています。 皆様の考える標準、硬め、柔らかめをあらかじめ用意して、張替え依頼があれば、依頼主に事前に確認してもらうのです。 どうやって? その声にお応えして、私共のショールームでは、ご自由に耐圧分散測定器を使用いただけるようにしています。 標準作りにお役立てください。
ウレタンやバネ材の組合せのパターンは何通りにもなるので、色々な組み合わせを体験するだけでも多くの時間を必要とします。 他の予約があると、お待たせすることもあり得ます。 事前に、日時を弊社営業担当者か、電話052‐362‐2711 イズライフ事業部まで予約のお電話を下さい。 最初に使い方をレクチャーし、その後は自由に使っていただくシステムです。 弊社のオペレーターは最初と最後のみの立ち合いとなります。 それだけ、自由に使っていただけます。 椅子屋さんであれば無料です。 また、椅子やソファをお持込になられても弊社は構いませんので、是非、お使い下さい。
解答:IDC(株)