A. 弊社サンプル帳品は、主流であるポリエステルのごわごわ感を無くすよう沢山の知恵を入れて設計しています。 緊張といって、織ってから、バックコーティングなどをしてロールにしていると、最初は可也固く感じます。 サンプル帳を触るだけでは、その確認は出来ないと思います。 カッターシャツが最初糊付してあり、パリッとしていますが、一度着ると変わりますね。 従って、椅子に張りたての際は硬く、使用中にリラックスして風合いが出ると考えてください。
衣料やカーテンと違い、椅子張りは家具の耐久性に合わせて、長寿命で設計しないとなりません。 最も強く作るには、沢山の細い繊維を1本に撚り合わせて、出来るだけ平織組織で織るわけですが、確かに、まともな椅子張りはカーテンなどに比べると固くなる傾向はあると思います。 唯、太くても強くても柔らかくするために、糸を細工し、織組織を何度も変更して、出来るだけポリエステルくささを消しています。 街には、弊社の生地をつかった沢山の椅子で溢れています。 是非、都度生地を触って頂き、サンプル帳に貼っている見本と比べていただけると有難く思います。