そもさんせっぱ

Q30 代替可塑剤とは何ですか?

Q30 DEHPの代替可塑剤DOTPとは何でしょうか。
A30 RoHS規制における可塑剤類の禁止の件でしょうか。 RoHS規制自体、椅子やソファ類は対象外です。 従って、家具専門の塩化ビニルの弊社商品は除外されているわけです。 DEHPを口にした場合の毒性はありませんが、動物体内でホルモンに似た作用をする疑いがあるとされ、一部、幼児や子供向けなど口にする可能性があるもので、国内やアメリカでも使用規制がありますが、環境汚染物質ではありません。 そのうち自社にも危なそうだと、気にする風潮の現代、弊社では、DOTPやDINPなどの代替可塑剤の商品も多数用意してあります。 家具用レザーにDEHPを使用する場合、非常に安定しており、可塑剤が抜けにくいことから、家具用の長寿命化に欠かせない、長く使える意味での環境にやさしい可塑剤として認知されています。
このケースにおいては、製品寿命が短い方が環境にも地球にも悪いと思います、業界が規制対象外なのですから、本当は、長寿命の丈夫の良い可塑剤を使いたいのが本音。 ですが、お客さまが使いたくないというのであれば、寿命が短くなる、見地の低いケミカルを使うしかありません。  無理に使い続けて、特定団体、例えばシーシェパードのようにムキになられても、開発が滞って困りますし。

*当サイト内の、新着情報Q&Aにある”プロの目”にて、可塑剤についての情報が載っていますので、そちらを参照ください。

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